その他研究開発(共同研究等)

船体運動を考慮した機関・船体情報統合型船載モニタリングシステムの開発

研究実施期間:2013年10月01日 ~ 2015年09月30日

共同研究者

一般社団法人日本船舶機関士協会
日本無線株式会社
JRCS株式会社
インテグレーションテクノロジー株式会社
株式会社大津海事研究所

研究の概要

 先行研究「船陸間情報量通信を用いた航行安全と環境負荷低減運航モニタリングシステムの開発」において、船上で得られる船体・機関・船体同時記録の統計モデルから次のような船舶の安全、環境負荷軽減に有効な情報を得ることが可能であることがわかった。

・これまでの機関用データロガーは主として機関状態のみが表示され、機関運動に影響を与える船体運動の影響について直接知ることができなかったが、船体運動の実時間の動きが与える機関性能への影響をリアルタイムで監視、予測することが可能となった(統計モデルによる船体、機関運動の実時間監視、予測)。
・これまで船舶の推進性能特性は1日1回のアブログ記録から労力をかけ記録されていたが、任意時間長のデータから機関推進性能のみならず船体運動に関する統計情報が自動的にデータベース化することにより、より正確な船体運動の影響を考慮した中長期推進性能の把握が可能となった(統計モデルを使ったデータベース化による船体、推進性能の中長期性能監視、予測)。



 本研究では、このような先行研究の成果を踏まえ、下記のようなシステムを実機開発し、もって船体・推進機関の安全・環境負荷低減運航を実現することを目的とする。

1.実時間船体、機関性能監視予測機能の開発
 船上で記録される船体・機関の時系列に関する統計モデルを実時間で構築し、船体・機関運動の船体運動が与える機関運動への影響に関する最新の情報、トレンド、短期予測に関する信頼できる情報を運航者に分かりやすい表現で、提供する統計モデルを活用した実時間船載型モデルベースモニタリングシステムを開発する。

2.中長期状態監視データベースの構築と会話型プログラムパッケージの開発
 船体・推進性能に関するデータベース作成機能とそれらの解析を行い船舶の中長期性能の予測を会話型で行うプログラムパッケージを開発する。

研究成果報告書

その他 特記事項